片頭痛の痛み方には特徴がある|原因を知ることが症状改善に繋がる

医療

脈打つような頭の痛み

苦しむ男性

ズキンズキン痛む頭痛

片頭痛は、頭の片方か両側が脈打つように痛むことが特徴です。月1〜2回か週に1〜2回ほどの頻度で発作的に起こり、痛みは数時間から3日くらい続きます。痛みが始まると寝込んでしまったり家事や仕事に手がつかなくなるなど生活に支障が出る人も多くいます。片頭痛は、頭部の血管が拡張して炎症を起こすことで痛みが出る頭痛のことです。原因はいくつか言われていますが、よく知られているものは2つあります。1つめは血管説で、これは血管拡張で起きます。血小板から血管収縮作用のあるセロトニンが放出され、一旦血管が収縮します。そして時間と共にセロトニンが分解されて、収縮が拡張することにより痛みが起きるのです。2つめは三叉神経血管説で、脳神経の中で最も大きい三叉神経は顔面周辺の感覚を司るのですが、その三叉神経が何らかの刺激を受けて血管拡張作用のあるさまざまな神経伝達物質を分泌。それにより拡張した血管が炎症して神経を刺激することにより、痛みが起きます。痛みがある時は頭痛に加えて、吐き気・嘔吐・光や音に過敏になるという症状を伴うこともあります。

前兆がきたら安静に

片頭痛は起こる前兆を伴うタイプと伴わないタイプがあります。伴うタイプで最も多い症状は閃輝暗点で、目の前がチカチカしたりします。一般的に5〜60分くらい続いた後、60分以内に頭痛がくるとされています。また、手足のしびれやしゃべりにくいなどの前兆がでる方もいます。前兆を伴わないタイプでも、だるくて気分がすぐれない・日中の眠気などの症状がでることがあります。片頭痛の原因を引き起こすものとして、生活習慣も確認したいところです。暴飲暴食や睡眠不足などの不規則な生活や栄養バランスが崩れるような食生活も頭痛を引き起こします。食品ではアルコール類、乳製品などが誘因とされますが、日本人は食品による誘因は少ないので神経質になる必要はないと思います。アルコールも誘因となりますが、過剰摂取でなければ大丈夫です。また、においや光が強い場所・食べ過ぎ・過度の空腹・雨も原因になる場合があります。ストレスのある状態から解放されて、ほっとした時や休日などに起こることもあります。片頭痛が発生したら、まず安静にすることが最善です。血管拡張で起こるので、頭を冷やすことも有効です。運動は、人によって痛みが増します。特に過度な運動は体に良くないといわれているので、しない方が良いと思います。