片頭痛の痛み方には特徴がある|原因を知ることが症状改善に繋がる

医療

耐え難い痛みはなぜ起きる

婦人

ストレスや誘因を避ける

片頭痛の痛みは耐え難いものです。多くの場合頭の片側がズキンズキンと脈打つように痛み、ひどくなると起きていられなくなって寝込むことになります。しばしば吐き気や嘔吐を伴うのも特徴の一つですが、片頭痛そのものは脳の重大な疾患を原因としているわけではなりません。その発生メカニズムは完全に解明されていない面もあります。脳の血管が拡張することによって周辺の神経が影響を受けるという点は、片頭痛の痛みの原因としてほぼ定説となっています。症状を抑えるためには脳の血管を収縮させたり、痛みそのものを和らげたりする薬の服用が有効です。患部を冷却グッズ等で冷やすのもある程度の効果があります。発生メカニズムに未解明の点もありますが、片頭痛の誘因はいくつか知られています。多くの病気と同様に、ストレスは片頭痛にとっても大敵です。多くの場合はストレスにさらされている間よりも、解放された後の気が緩んだときに、脳の血管が拡張するため発症しやすくなります。人込みや強い光、不快な音なども片頭痛の原因です。赤ワインやチョコレート、チーズ類など特定の食品も原因物質として挙げられます。片頭痛患者は日頃からそれらのストレスや誘因を避けるようにすることが大切です。

予防医療こそが理想の姿

薬局に行けばさまざまな頭痛薬が売られています。片頭痛に効くと謳っている薬もあるので、多くの人は頭痛薬を利用していることでしょう。ただし頭痛薬は、過剰な服用によって効果が逆に薄れる場合もあります。なので、服用の際には正しい服薬方法を守りましょう。内科医や外科医の正確な診断に基づいて処方された薬を、薬剤師の注意に従って適度に服用する範囲内であれば、そのようなこともほとんどありません。しかし、耐え難い痛みに対する過度の不安から、ついつい頭痛薬を飲み過ぎてしまうケースもあります。頭痛医療は日々進歩しています。治療法の進化によって、片頭痛対策も対処療法から予防へと移り変わりつつあるのです。新たな予防薬の開発によって、過度な頭痛薬の服用による薬物乱用頭痛を防止することも期待されます。発症のメカニズムが解明されれば、そうした予防が片頭痛医療の柱となることは間違いありません。耐え難い痛みに悩んでいる人にとっては、内科や外科の医師に相談することが治療への近道なのです。